鍋

山口県周防大島産天然ヒラメ700g

高タンパク・低脂肪のヘルシーな魚。脂肪が少ないのに味の良いのは、たんぱく質のアミノ酸バランスがよく、旨味成分イノシン酸を多く含むため。消化吸収がいいので病後や疲労回復、高齢者にもお薦めです。「えんがわ」は、コラーゲンや脂肪が豊富なので美肌を保つ効果があります。骨粗鬆症や関節炎、老眼や眼精疲労などの予防が期待出来ます。ご要望によりまして、3枚おろしから5枚おろしまで承ります。届いた魚は、思ったより大きいはずです！身の刺身はコリコリとした食感で脂も乗って最高の味わいでイノシン酸が豊富、食通が喜ぶエンガワはコラーゲンが豊富魚は、新しいほど良いと思い込んでいたが、ヒラメの場合は少し事情が違うらしい。ヒラメのうま味はイノシン酸からなる。もちろん好みもあるが、丸一日ほど寝かせると、この成分が増し、ぐっと味が深くなるそうだ。前日にとれた二キロ級を、民宿のおかみさん（青森・鰺ヶ沢　民宿東洋赤羽）にさばいてもらうことにした。まずは、エンガワを刺身にしてもらう。表面に淡く脂のにじんだ白身を口に入れると、なるほど、一晩寝かせた味がしっかり出ている。そのうま味が、ぬるい酒と舌先で溶け合った。この地で採れる野菜をふんだんに使い、贅沢なつみれ鍋を作ってもらった。　ヒラメの身が繊細に白いので、ちゃんと団子状になるのかと見ていたら、すごい粘りが出た。煮込むと想像よりも、弾力があり、あふれる煮汁でやけどしそうになった。春が近くなると、一段と楽しみなのが、サヤインゲン。これをヒラメのあらと煮ると、だしをたっぷり吸い取ってくれる。おかみは、サヤインゲンが畑になると、ヒラメの水揚げが本格化するのを予感するそうだ。（大津薫様＝共同）【中国新聞2007.3.22の記事より一部抜粋】